ANOTHER@大阪松竹座(8/25千秋楽)
とうとう「ANOTHER」の感想もこれで最後になってしまいましたねぇ。
えー、今回の感想にもかなり下ネタが含まれると思いますので、そーいうのがお嫌いな方はブラウザの「戻る」ボタンをクリックして下さいね(はぁと)。


<8月25日(日) 千秋楽>
1階1桁後半左端にて観劇。

● オープニングの曲が始まってヒナが花道に現れた瞬間、ドワーッと涙腺が。何気に舞台の千秋楽見るのってジャニ関係では初めてだったんですよね。自分が実際舞台をやったりしたことがあって千秋楽に臨む気持ちがどんなか理解できるだけに、舞台に立っている彼らの心中を思うとドキドキしたり。だってもう、この「ANOTHER」のリョウとして錦戸さんを見るの、最後なんですもん(同じ演目で再演しない限りね)。舞台は生物で、同じ舞台は二度と踏めないから楽しいし、美しいんですけどね。

● 千秋楽スペサル。リョウが水を発見するシーンでは、「パイナップルジュース」という小ネタに・・・(笑)。何故にパイナップル?島っぽいからか?その後もちゃんと錦戸さん「ずーっと行ったところに小川があって、パイナップルジュースが流れててん!」と芝居を通したので良しとしましょう。

● 「♪家を作ろう」のテーマにて。
プリケツが気になる「♪おーマイハウス、丈夫で長持ち♪」の部分。千秋楽出血大サービスなのか


ピス○ン運動してました前後にカクカクと・・・(鼻血)。

えーもん見た!
えーもん見た!!えーもん見た!!!(絶叫)

永遠にワタシの心の
「錦戸亮・おかず箱(容量:∞)」に格納しておきます。


● バナナのシーンにて。
いつも小さいバナナ(モンキーバナナ?)なのに、普通サイズのバナナを自分で皮をむいて平らげたリョウ。長いバナナを喉元までガップリと一気に・・・ふ、ふふ。ここでまたワタクシの劣情が激しくほとばしったのはいうまでもございません・・・。

錦戸・ザ・ディープスロート。

バンザーイバンザーイバンザーイ!(完全崩壊)
(注:よい子の皆様、悪い事は言わないのでもうお帰りになって下さい・・・)
その後、「僕もそう思う。きっとこの島、地図にも載ってへんよ」という真面目なセリフがあるのに
「もきゅもそーおもー」と口をモゴモゴ(笑)。それでもセリフは言いきって知らん顔していました。さすが男前・・・。

● 死亡シーン最高。号泣大会。
ここね。リョウの死亡シーンの前に、
「♪いーつーまーで待ってもー何もはーじまーらないさっ」という曲(ワタシ内で勝手に「Deadend」というタイトルを付けてみた)から始まるヒロ・ヤス・マル・イチ対ヨコのケンカシーンがあるんですが。今までで最高だったな・・・。ヨコの気迫もすごかったけど、内くんの腹の底から振り絞るような「おまえは大阪に帰りたくないんか!!!」で涙腺ブルブルしましたもん。「反抗的」っていうヒロのキャラが十分に現れた一言だったと思う。めちゃめちゃテンション高くて良かったです。
錦戸さんもこれに負けじとテンション高かった。

「もうすぐ帰るから!!!」という振り絞るようなセリフで錦戸さんの目から大粒の涙がボロッと。・・・もうねーこっちも胸が締めつけられるほど入り込んでしまって、花もロスコーも全然気にならずに次のレクイエムシーンに感情移入できました。

● すばるも、芝居メチャメチャ良かった。一言一言のセリフを大事に、噛み締めて言ってる感じが伝わってきた。この後MCで「セリフがひとつひとつ消えてくなーって思った。明日は言われへんからね」と誰かが言っていて、すばるの演技とつながった。マルさんもセリフのないところでちゃんと感情作って芝居してて上手いなーとつくづく感心した。

● ブランコ+バナナ
リョウの墓にやってきたシンゴ。いつもはバナナ(の皮)をお墓に供えるのですが、
こちらも千秋楽バージョン
「これ(バナナ)は持ってくわ・・・その代わり、おまえが食べたがってたもん持ってきたわ。海苔がいっぱいついたおにぎりや」といって、
おにぎりを供えるのでした。そのときはネタとして笑ったけど、よくよく思い出すとジワーッとくるセリフだなと思って。
「♪改めて友達なんて肩書き〜〜〜」のリサイタルテーマ(勝手に名付けた)が始まった瞬間、またドワーッと涙が滲んできました。
「♪どこーまでーも続くーみちー、振り返らずにーすすもうー」でたまらずポロリ。まるで、ワタシにとっての「錦戸亮溺愛人生」への道標を示唆しているような気さえして(笑)。大袈裟じゃなくってね。今までも追ってきたけどこれからも追い続けるんだなーとしんみり、そしてしっかりと思いました。感無量。
今までは「オレについてきたいんやったらついてきたらええわ」って言われてたのが


「諦めてオレについて来いや!」と言われているような。

そんな気分になりました。

バナナは満面の笑みにて。・・・せっかくだからおにぎりも食べて欲しかった(笑)。

● カーテンコール
胸がいっぱいったぁこのことですね。ジワーっと感動の波が押し寄せてくる感じ。みんな眩しいもん(笑)。これでもうこのテーマソングを生で聞くことはないのかーと思うとね。舞台が発表になった当初は「1ヶ月もやんのかー」と思っていたけど、ホントあっという間だった・・・。つーか最初は2回しか見る予定なかったのに何やってんだ自分(笑)。そんなことを思い出しながら錦戸さんや他のメンツの顔を眺めておりました。
普通の舞台だったら、ここでダブルアンコールって感じでしょうが、ここでは通常と変わらずそのままショータイムへ。くそー、泣くタイミングを与えてくれねぇな(笑)。

==ショータイム==
● 「夜空ノムコウ」客席にマイクを向けたりしながら、アカペラでワンコーラス歌いきりました。前日もそんな感じで、途中から錦戸さんがハモリで入ってくれたりしてました。もう一回ハモリ聞きたかったなー。でも、楽しかった。

● 「祈り」は一段と気持ちが入ってて、またまた涙がジワーッと。それもグッとこらえていたのですが、曲の最後にすばるが手を胸の前で合わせたのを見た瞬間、ボロボロっと・・・。「答えは全部心の中にあるはず」っていうフレーズを噛み締めるように歌うすばるの姿にただただ感動。

● MCには、ゲストの亀梨くんが登場。
・・・なんかね、不思議なんですけど全然「キャー!」とも思わなかったんですよねダンスナンバーで出てきたときも。もっと不思議なのは赤西がいつのまにか出てきてて(笑)花道通ったり誰かとじゃれたりしてても何ともときめかないの。それより他の関ジュ見てる方が多かった(笑)。なんでしょーね。ワタシの心はすっかり関ジュのものってことかしら?
「何故千秋楽なのにゲスト・・・」と別に亀梨に罪はないのはわかっていてもそう思うのが人情ってもんでしょう。でも、ゲスト曲のせいで構成が変わったりもしなかったので、落ち着いて見ることができました。「オレンジ」も亀梨が参加しただけでちゃんとやってくれたし。しかし、この曲のときどうやら亀梨がエエ気分ですばるのパートまで歌っちゃったような気がするんですよね(笑)。声がかぶっちゃって、亀梨がハッとしたように見えたんですが、その後のすばるのワンフレーズ・・・いや、アタシャー痺れたね。
トークにしても、ヨコすばの「え、赤梨?!(←赤西と亀梨が混じっている)」「オマエは亀なんか、梨なんかどっちや!?」「亀は千年鶴は万年、どっちが好きやねん!?」「梨とリンゴどっちが好きやねん!?」と執拗な追及にタジタジになっていたし。後ずさりしてたもんなー(笑)。ただでさえ関西勢にトークで敵うわけないしおまけに千秋楽ときたもんだ。気迫やノリに圧されてしまうのも無理はねぇ。

ヒナヨコあたりが、「千秋楽だからってしんみりするのはイヤやねん。楽しくいこう!」と言うのにまたグッときてしまって。だって自分達にそう言い聞かせて涙をこらえてるとしか思えないんですもん。それで会場を笑いの空気に持っていこうするんですが、こっちは笑っていいんだか泣いていいんだかよくわかんねーっつーの。まったくよう(グスン)。

● あいうえお作文@ショートコント集 お題は「ANOTHER」(うろ覚えですが)
あ−あっという間に千秋楽
な−涙が出そうになるほど思い出深いこの舞台
ざ−残暑の中、足を運んでくれた皆さん
あ−ぁぁぁありがとー!!!
いつもだったらここでオチて笑い、って感じなんですが、もうこの時ばかりは拍手しながら不覚にもジワジワーっと。ホント、ことあるごとに涙腺をやられまくってしまいました。

● あまりにも嬉しかったので日記にも書きましたが、隣にいた方々の協力のおかげで錦戸さんに握手してもらうことができました。普通には花道に届かないし、かといって知らない人をグイグイ押してまで握手してもらうこともないし、今までさんざんイイ思いして充分幸せだからいいや!と思っていた矢先だったので、心底嬉しかった。無欲の勝利というところかしら(笑)。普通に手の届く席にいて握手してもらうより、100倍ぐらい幸福感が増したもん。錦戸さんのファンの方々ではないのでこんなサイト見てらっしゃらないと思うけど、本当にありがとうございました。おかげでめちゃめちゃあったかい気持ちになりました。

● STANCE
「♪We can run, we go round! 1234 stand up!」(←あ、かなり適当なのでコレ)とイントロが始まった瞬間に、涙がドワーッと。これまでは「ちょっと泣き、おさまったらまたちょっと泣き」っていう状態だったんですが、もはや止められない(笑)。だってこの曲ほど今回のラストにふさわしい歌詞ないですもん。これからの彼らの気持ちを象徴してるっていうか。
間奏のラップ部分で「♪ふっ、りっ、返るのはまだはやーいっ!」という歌詞の後の錦戸さんのシャウトが超カッコいいです。
あと、サビの「♪う〜まく飛べ〜ない、さいごーの翼もぉ〜(超適当なんで念のため)」の腕ぶるんぶるん回す振りが大好き。さらにこのとき錦戸亮が常に最高の笑顔だから幸せ(はぁと)

・・・はー、スミマセン。正直、このあたりから頭がブッ飛んでてよく覚えてないです。錦戸さんやヒナが通路に降りたりするのが見えたり、↑に書いた錦戸さんの握手も一体どの曲のときだったか実は覚えてない(笑)。おそらくアンコールのあたりだと思うんだけど。錦戸さんを目で追うのはもちろんなんだけど、花道にやってくるジュニアみんながキラキラしてて愛しくってしょうがなかったです。ワタシ、きしょい?(←サンスポ記事の錦戸さん風)でも、こんなこと言ってても全然嘘っぽくないってことは今回舞台をご覧になった方ならきっとわかってくださるはず。

● ダブルアンコール曲は「JAM」「俺たちに明日はある」でした。
本気で頭真っ白で思い出せない・・・そんな自分がコワイ(笑)。
客電が点いて、場内アナウンスが流れても鳴り止まないアンコールと拍手。普段のコンサートはワタシ「あーちかれたー」と座ってお茶飲みながら事の成り行きを傍観しているんですが、もー今回は汗やら涙やらダーダー流しながらうちわバンバン叩いてました。

そして幕がもう一度だけ上がって、トリプルアンコールに応えてくれた関ジュメンバー。たぶん、錦戸さんは泣いてはなかったと思うんですが(双眼鏡覗く余裕もなし)、ワタシは大号泣。まるで卒業式で息子は泣いてないのにオカン号泣とかそんな感じ(笑)。MCのときみたいにしんみりした空気になると「トゥンガ、トゥンガ」を大合唱で笑いの方向に持っていこうとするんですが、モロに泣かれるより「涙を見せたくないから笑わせる」っていう心意気に余計泣かされました。

「これで最後じゃないんで、始まりだと思ってるんで!」と言うヒナ。
錦戸さんの妙に歯切れのいい「バイバイ!」が聞こえて、
内くんの泣いてる顔が目に飛び込んできて(顔が真っ赤だった??)、
「お前らみんな大好きやーーー!!!」と叫んでいたのはヨコだったか?
そしてワタシはボロンボロン笑い泣きしながら思いました。

それはこっちのセリフじゃーーー!!!

最初、頭の中で繰り返してたのが、気がついたら口に出して呟いてました。

アンタ達最高!錦戸亮最高!と。



=「ANOTHER」千秋楽観劇を終えて=
ここまで、100%以上楽しませてもらった舞台、コンサートってなかったです。ひょっとしたらワタシが見ていない回で中だるみとかしていたのかもしれないけれど、ワタシが見た限りいつもみんな100%で臨んでいたと思います。MCのネタも、多少かぶることはあっても毎回盛り上げようと一生懸命だったし。自己満足にも終わらず、「絶対何がなんでも喜ばせたる!笑わさずには帰さへん!」という気迫には見てるこちらも「一緒になって舞台を作る」という気持ちにさせられました。

新幹線で数往復して身体もキツイしお金もキツイ目にあっているけど(涙)、全然後悔してないですし。あ、唯一後悔していることといえば、花道横の席のときに

おズボン(もちろん股間狙い)に
おひねりねじ込みそびれたことでしょうかね・・・(微笑)。

・・・よし、冬こそは。(←捕まります)

錦戸亮があんなに楽しそうに仕事をしている姿を見たのは久しぶりだったです。そしてその姿をしっかり焼きつけられて幸せでした。今回、歌も見る度に良くなり、ダンスも見る度にキレが出てきてもう「チラ見ダンス」とは呼ばせない堂々ぶりに安心してみていられたしその成長ぶりは目を見張るものがあったのだけれど、なによりも精神的にグッと先へ進むことができたのではないかと思うのです。
いい感じにトロットロにリラックスしていく表情を見てそう思いました。ちょっと、違う目線から客席を見ることができるようになったのでは?以前の名鑑で「歌うのはお客さんのためじゃなく、自分のため」と言っていたけれども。「わかってくれる人間だけがわかってくれればいい」と今でも思っているとは思うし、そーいうところが好きなワタシなのでそれはそれで良いと思うんですが、頑なにならずにちょっと力を抜いてアプローチを変えてちゃんと客席に目を向けてみるだけできっと新しい気持ちが生まれて、自分でもそれに気がついたんじゃないかと思うんですよね。だからあの表情があったんじゃないかと。
今まで、「ファンのことを敵とでも思っているのか?」と思っているフシさえあったけど(笑)、全部心持ち次第で周っていくものだし。自分がちょっと気持ちを開いたら、ファンも世界も絶対アンタに優しいはずだからさ!と言いたいです。まあ、その返事は、きっと舞台でのあの笑顔が物語ってると思いますわ。 とはいえ、相変わらず「オレ様はオレ様!」という媚びない錦戸亮でいて欲しいんですけどね。ワガママですかねワタシ(笑)。
まあ、誰がなんと言おうとずっと見続けるから。初めて錦戸亮に墜ちてから良い事も悪い事もありましたが(笑)、それを超えてもっと強い気持ちでそう思ってます。
本当にありがとうね!!!これからもひとつ頼むぜ!!!

自分でもビックリするほどサワヤカなこと書いてますが(笑)。まー、たまにはいいでしょ。




モドル